全国高校サッカー選手権 日程
12月30日(土)、いよいよ全国高校サッカー選手権大会が始まります。 テーマソング「君は美しい」のビートにのって、熱い冬がやってきます。
今年はどんな感動がまっているのでしょうか。
見どころ
都道府県の中でもサッカーが伝統的に盛んなところは、静岡、東京、千葉、山梨、埼玉 、長崎、福岡、鹿児島といった地名が上がりますね。清水東、帝京、市立船橋、韮崎、 武南、国見、東福岡、鹿児島実業といった学校が黄金時代を築いたことは多くの人の 記憶にとどまっています。
しかし最近では、地域差がなくなってきています。
最近の 優勝校は青森山田、星稜、富山第一と各地に散らばってきました。どの代表にもそれだけ チャンスが広がってきたということで、初戦から楽しみなカードが目白押しとなっています。
その中でも、サッカーどころの静岡県から清水桜ヶ丘高校が初出場します。県大会 決勝では全国制覇の経験もある静岡学園を破っての、堂々の初出場です。大会の台風の 目になるでしょうか。 旭川実業はインターハイベスト8。
かつてプレミアリーグで負け続けた屈辱から地道に 力をつけてここまで来ました。豪雪地帯から初の制覇も夢ではありません。
好カード
強豪の東福岡は、福島の尚志高校と対戦します。尚志高校はインターハイで3回戦に進出し、 長崎総科大付属と互角の戦いを演じました。
東福岡にとっては油断のならない相手です。 勝ち上がっても3回戦で前橋育英と対戦することになりそうで、大会最大のヤマ場となりそうですね。 連覇がかかる青森山田には、初戦に伝統校の草津東があたり、勝っても長崎総科大付属、中京大中京、 高川学園のインターハイ組に静岡桜ヶ丘を加えた4校の勝ちあがりと対戦します。
最激戦区 です。 山梨学院と米子北も好カードです。どちらもオーソドックスなスタイルで個人技にも優れた 選手が多いので、激しいボールの奪い合いになりますね。 優勝経験もある広島皆実と埼玉の昌平も力のあるチーム同士です。昌平はラグビー部も 全国大会初出場を果たしています。初戦突破して勢いをつけたいところですね。
優勝候補
インターハイを制した流経大柏(千葉)、昨年優勝の青森山田、前橋育英、京都橘、大阪桐蔭、 東福岡、長崎総科大付属が有力ですね。 青森山田は、慈悲なき予選突破。13-0,13-0,7-1,11-0という勝ちあがりのスコアが、異様な 強さを証明しています。目線はあくまで全国・・・ということでしょうか 柏は市立船橋とのライバル戦を制しました。
柏ー船橋のカードは、高校総体の決勝でも行われまし た。まさに「千葉を制する者は全国を制す」ですね。
長崎は島原商業→国見を全国大会に導いた小峰総監督が率いるチーム。高校スポーツでいかに優 れた指導者の影響が大きいか、典型例ですね。今年は強力なFWがチームを引っ張ります。
前橋育英はインターハイで青森山田を破っています。総合力、安定感はピカイチでしょう。 歴代優勝校の歩みを見ると、必ずといっていいほどどこかで延長戦やPK戦を勝ち上がっています。 絶対的な強さが保障されない高校サッカーです。
運や勢いも必要で、大方の予想を裏切って勝ち上 がるチームが出てくるのが通例です。目が離せませんね。 高校サッカー女子マネ 今年の高校サッカー女子マネ(イメージキャラクター)は高橋ひかるさんです。彼女の取材風景や、 各高校の応援風景も楽しみですね。