雑記だよ

日記です。

オリンピックでロシアが「排除」される

12月に入って間もなく、世界中のスポーツ界に衝撃が走りました。国際オリンピック 委員会(IOC)がロシアに対し、2018年2月に開幕する平昌(ピョンチャン)オリンピック への参加を認めないと発表したのです。

 

大国ロシアがオリンピックに参加しないとなると、1985年ロスオリンピックをソ連他東側 諸国がボイコットした時以来の大事件です。

 

何故か 2011年依頼ロシアは国家ぐるみで組織的にドーピングを行っていたと、世界アンチ・ドーピング 連盟がIOCに報告していました。これを受けてIOCは理事会で競技していましたが、結論は「クロ」 だったようですね。

 

告発したのはロシアのドーピング機関の所長を務めていたグレゴリー・ ロドチェンコフ氏です。ロシアは身内に足元をすくわれた形です。

 

ロシア側の対応は?

この裁定により、ロシアは国としてメダルを獲得することができず、ロシア選手の記録は オリンピックの公式記録に乗らなくなります。しかし、救済措置はあります。今までドーピング 違反が無いなどの厳格な基準を満たせば、個人の資格で参加は可能というのです。国旗も国家も 使用できない「中立選手」の立場となります。

 

これを受けてプーチン大統領は声明を発表し、ロシア側にも非があることを認めました。その 上で自国の選手が個人の資格で平昌オリンピックに出場することを妨げないことも。

 

平昌オリンピックの勢力図はどうなる?

このことで、ロシア選手のオリンピック参加への道が開けました。これには安心しましたね。 不正に手を染めることなく、多くの犠牲を払って無限の努力を続け国を代表する域まで実力 をつけた選手にとって、オリンピックに出られないことはとても悲しいことです。

 

一人でも 多くの選手が個人の資格で参加できることを望みます。 ほぼ1割程度の選手は過去に制裁を受けたことがあり、個人の資格でも出られないそうです。

 

ソチオリンピックでは25人の違反が認められ、金4銀6銅1のメダルがはく奪されています。 彼らは自動的に参加できません。引退していなければ当然今回も有力な代表候補だったはずなので、 影響は小さくないですね。

 

日本で最も知られているのは、女子フィギュアスケート。メダル候補のメドベージェワやサギトバが 出場しないとなると、一気にメダルの価値が下がってしまう気がしますね。

 

あくまで個人の 意思によりますが、ドーピングの潔白が示せるのであれば、是非美しい舞を存分に見せてほしいものですね。