本人メジャーリーガーの2018年は?
2017年度はヒューストン・アストロズがロサンゼルス・ドジャーズをワールドシリーズで破って優勝し、シーズンの幕を閉じました。多くの日本人も活躍した1年でしたが、今年の日本人選手はどうでしょうか?
注目の大谷投手
今オフの目玉中の目玉、元日本ハムの大谷翔平選手は、複数の球団が獲得に乗り出しましたが、ロサンジェルス・エンジェルスに移籍先が決まりました。
希望通りの西海岸のチームで、契約金も上限いっぱいのようです。好条件ですね。さらにMLBでも投手と野手の兼用、所謂「二刀流」の起用法となりそうです。
これはアメリカでも珍しい起用法で、現地でも話題を呼んでいます。アメリカでの二刀流選手と言えば、ベーブ・ルースが有名ですが、大谷選手は本場のレジェンドにどこまで迫れるでしょうか?楽しみですね。
もう一人、元西武の牧田和久投手は、サンディエゴ・パドレスと合意したとのことです。国際試合でも経験豊富なサブマリンは、アメリカでも希少な存在です。
日本人特有の独特のモーションから繰り出されるクセ球で、大男たちをキリキリ舞いさせることができるでしょうか?
マー君とマエケンは
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手とドジャースの前田健太投手は、複数年契約の中途ですしチームの主力でもありますから、放出の話は出ていませんね。
どちらも、最早普通の活躍というよりは、2018年も優勝争いに貢献するか、という期待さえされています。 昨年度マイアミ・マーリンズに移った田澤純一投手も2年目の開幕を同じチームで迎えられそうです。
彼はプロのキャリアをMLBで始めた投手ですが、どのチームでも欠かせることのできない戦力として、安定感がでてきました。
同じくマーリンズの岩隈久志投手は昨シーズン怪我で未勝利に終わりましたが、今年はマイナー契約で再出発となります。地元のファンも多いので、形は変わりましたが残留を好意的に受け取られているようです。
明日のことはわからない
MLBには「メジャーりーガーは明日何が起こるかわからない」という格言があります。マーリンズのイチロー選手、ドジャーズのダルビッシュ有投手、シカゴ・カブスの上原浩治投手、ニューヨーク・メッツの青木宣親選手は、まさにそんな状態です。
実績は充分残しているのですが、チーム事情もあって放出されることは確定しています。水面下で複数の球団と交渉しているようで、様々な憶測を呼んでいますが、まだ移籍先の確かな情報はありません。
特にイチロー選手、上原投手は40歳代ですからね。
日本球界復帰の可能性までまことしやかに語られています。しかし本人たちはMLBでの現役続行をやる気満々。現役を引退することはないとは思いますが、早く新たな所属先の知らせを聞いて、落ち着きたいですね。