日本人プロ野球選手、移籍先が確定
この冬のストーブリーグ、特にMLBのトレード市場の動きが鈍くて、いつまでも大物選手の移籍先が決まらないで、やきもきしましたね。
やっとイチロー選手と上原投手の移籍が決まり、一安心。これで春のシーズンを落ち着いて迎えられるというものです。
イチローはマリナーズに復帰
注目のイチロー選手は、古巣マリナーズに6年ぶりに復帰しました。なかなか決まらないので、日本球界復帰や現役引退の可能性までささやかれたものですから、この知らせにはホッとしましたね。
どうやらレギューラー級の外野手数人が怪我をしたため、急に球団サイドに需要ができたことがイチロー受け入れを後押ししたようですが。理由はとにかく、喜ばしいことですね。アメリカのメディアは「最後の1年」と受け取っているようですが、イチロー選手は44歳。「最低でも50歳まで現役」と元気いっぱいです。「最低でも」を強調するところが、すごいですね。
あと1本ヒットを打てば、マリナーズの最高齢安打記録を更新するのだそうです。他にも次々と記録が生まれるのが楽しみですね。
上原選手は、日本球界へ
上原投手も、古巣に復帰ですね。こちらは、日本球界の読売ジャイアンツです。実に10年ぶりとなります。先月までは「ジャイアンツへの復帰は無い」と「確執説」まで噂されたものですが。昔のことはともあれ、ジャイアンツのユニフォームを着た上原投手を又見れることは、ファンにとっては嬉しい限りですね。
10年前の上原投手は凄かったですからねー。新人の時に即20勝。ストレートとファークボール主体の投球は組み立てがシンプルで、いかに持ち球の質が良かったかを感じさせたものですが。
さっそく日本でフリー打撃に登板したそうですが、4月3日に43歳を迎えるとはとても思えない球威だったと評判です。出番はリリーフか、抑えでしょうか?日米のボールの違いに違和感があるとは思いますが、早く1軍の実戦で投げる所を見たいですね。
ジャイアンツの村田は、BCリーグへ
昨年10月に戦力外になりましたが、その後オファーがありませんでした。まだ37歳。ホームラン王も取ったことありますし、守備も器用な選手ですからね。去就が心配されましたが、ついに3月5日、ルートインBCリーグの栃木に入団することが発表されました。
年棒や、シーズン中途でNPBに復帰する希望など、条件面で高いハードルが想像されましたが、折り合いがついて良かったですね。当面の目標は7月リミットのNPB復帰ですね。現役を続けなければ話になりませんから、栃木でガンガン活躍して、注目を集めてほしいものです。
桜の開花予想に連動するように、プロ野球のオープン戦も本格化してきます。新人選手も、今年からのベテラン「新人」も、活躍を願っています。