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平昌季オリンピック>フィギュアスケート男子奇跡のワンツー

66年ぶりの快挙

平昌オリンピック9日目、2月17日に行われたフィギュアスケート男子個人で、羽生結弦が金、宇野昌磨が銀メダルを獲得しました!

 

この種目で日本人が同時に複数のメダルを獲得するのは史上初の出来事で、同一選手が2大会連続で金メダルに輝くのは実に66年ぶりです。もの凄い快挙ですね。

 

怪我からの復活

羽生選手は11月9日、練習中に転倒し右足関節靭帯損傷の大怪我を負ってしまいました。以後の大会をすべて欠場し、オリンピックでも団体戦を回避。まさにぶっつけ本番の出場で、ファンとしては大いに不安な気持ちで見守りましたね。

 

しかし、SPでダントツのトップに立ち、フリーでも無難な演技で2位に入り、317点の高得点で優勝しました。

 

ライバルと目されたネイサン・チェン選手がフリーで1位になりましたが、羽生選手には及びませんでした。

 

フリーの演技で4回転ジャンプをサルコートーループに絞り、怪我の原因となったループを封印。数よりも美しく飛ぶことを重視したことで、SPの貯金を活かすことに成功しましたね。

 

宇野も大健闘

SPで3位につけた宇野選手は、フリーで冒頭の4回転ルッツを失敗。

 

ひやりとしましたが残りの演技を大きなミスなく滑りきり、フェルナンデス選手を逆転しました。滑走は最後。羽生とフェルナンデスの点数を見てからというプレッシャーのかかる状況です。

 

初出場でこの落ち着きは立派ですね。彼の自信を支えたのは、パーソナルベストが322点台だったということではないでしょうか?自分のベストを出し切れば、金メダルに届きます。

 

この計算が、冒頭のミスでも動揺せず、切り替えることにつながりました。後のインタビューで最初のミスを振り返り、「笑っちゃいました」というあたり、心臓も強そうですね。

 

フェルナンデスは痛恨のミス

SP2位フェルナンデス選手は、中盤予定していた4回転サルコーが抜けて、まさかの2回転。これで7-8点の基礎点を失ったことが痛恨でした。日本でも人気者の選手ですから、3位にとどまってよかったですね。

 

羽生への賞賛

羽生選手の偉業に対する賞賛は世界中に広がっています。彼の素晴らしいところは成績や怪我のことだけではなく、マナーの良さや気配りにも表れていますね。

 

表彰セレモニーでフェルナンデス選手に国旗を渡す準備が遅れているのを知ると、自分も一旦日の丸を返して、対等の状態で3ショットの写真に納まりました。

 

クマのぬいぐるみを渡そうとそばを離れない女の子にも、とことん優しかったですね。

 

今後の2人が楽しみ

これで大きな区切りがつきましたが、羽生選手は現役を続行する意思を表明しています。しばらく時間をかけて足を直してから、更に活躍してほしいですね。

 

ちょっぴり残念そうだった宇野選手も、まだ20歳。次のオリンピックまで、たくさんのチャンスがありますね。2人の今後の活躍に、胸躍ります。