雑記だよ

日記です。

プロ野球 ソフトバンクが日本一

日本シリーズ結果

今年の日本シリーズパ・リーグ福岡ソフトバンクホークスが4勝2敗で横浜DeNAベイスターズを破り、2年ぶりの日本一に輝きました。工藤監督は2回目の優勝です。

選手時代に11回日本一になっていますから、通算13度目の栄冠です。これは森、川上、王についで4人目の快挙です。

道のり

レギュラーシーズンでは実に94勝49敗の驚異的な勝率を残し、2位の西部に13.5ゲーム差をつけてぶっちぎりの1位でした。しかしその道は決して平たんではありませんでした。主力の怪我が多すぎたのです。2016年度獲得した松坂大輔は復調せず、開幕投手の和田、武田、千賀と離脱、4番の内川まで骨折で2度も長期離脱しました。そしてシーズンの終盤には柳田までもが脇腹を痛めてしまいました。

しかしその穴を東浜、石川、松本裕らが次々と埋め、野手では上林がライトに定着して大活躍しましたね。選手層の厚さと工藤監督の選手起用がぴたりとハマりました。本当の強さを感じさせました。

危なかったといえばクライマックスシリーズ東北楽天イーグルスに連敗し2勝2敗となった時くらいでしょうか?しかしそれも第6戦で7-0と力で圧倒しましたね。

セ・リーグ下剋上

一方セ・リーグのレギュラーシーズンでは、広島東洋カープがぶっちぎりの優勝。88勝で、こちらも2位の阪神に10ゲームもの差をつけました。2年連続日本一へ向け、盤石の布陣と思われたのですが。

クライマックスシリーズ1stステージで、悪天候が球運を左右しました。上位3チームの休場はどこも屋根がついてませんでしたからね。まず横浜が阪神を破りました。大雨の中泥んこになっての乱戦を13-6と制し、勢いをつけました。

そしてマツダスタジアム。初戦は広島が勝ったものの、後は横浜がまさかの4連勝。疲れが出る第3戦のあと、2日間雨で流れたのも幸いしましたね。先発要員の今永投手をリリーフで起用したり、投手のウィーランドを8番で打たせたり、不調の石田投手を一回で三島にスイッチするなど、ラミレス監督の采配も見事でした。

さすがにソフトバンクにまで勝つことはできませんでしたが、3連敗の後2連勝して見せ場をつくりました。最後もライトからの返球が捕手の前でイレギュラーバウンドしてサヨナラ負けと、ひょっとしたら勝てたんじゃないかと思わせる、互角の戦いを見せてくれました。

2年連続CS出場のラミレス監督の采配は、ホンモノですね。DeNAのオーナーの報告も和やかなムードで行われましたし、来期もやりそうですね。