雑記だよ

日記です。

箱根駅伝2018

今年の箱根駅伝の注目は、青山学院大学が史上初の4連覇を成し遂げるか? ということにありました。しかし、これまでの道のりは厳しく、前哨戦の 出雲駅伝東海大学が、全日本大学駅伝では東洋大学が優勝し、青山大学 の前に立ちはだかりました。

 

加えて前年の箱根駅伝も、青山は途中までトップ に大差をつけられるレース展開で、苦しみながらの逆転優勝。

 

2018年度は 3つどもえの混戦が予想されたのです。

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紅白歌合戦2017

視聴率は? 2017年大晦日に放映された第68回紅白歌合戦。ビデオリサーチ社によると、 第一部の平均視聴率が35.8%、第二部が39.4%でした。40%に届かず、 2部制になってからは過去3番目の低さです。

 

しかし、数字は低かったとはいえ視聴者のウケは良かったようで、内村光良を 初の総合司会に据えた紅白は、概ねうまくいったといえるでしょう。

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全国高校駅伝

12月24日(日)、毎年恒例の全国高校駅伝が京都で行われました。 47都道府県代表校の選手たちが色とりどりのユニフォームをまとい、都大路を懸命に走る姿には、寒さを吹き飛ばす熱い青春を感じますね。

 

今年も午前女子(21.0975km 5区間)、午後男子(42.195Km 7区間)のレースが行われました。女子29回目、男子68回目もの歴史を刻んだ大会ですから、常連校や新鋭校、歴代の記録や話題の選手など、話題は尽きません。

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全国高校ラグビー

全国高校ラグビー選手権大会が花園ラグビー場で12月27日開幕します。高校ラグビーの日本一を決める最高峰の 大会で、春の全国高校選抜ラグビーフットボール大会大会、夏の7人制大会(アシックスカップ)と合わせて、 3大大会と言われています。

 

2015年は大阪の東海大仰星高校が、2016年は東福岡高校が3大大会を制し、圧倒的な強さを 見せました。今年はどうでしょうか?

 

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キタサンブラックは最後まで強かった

12月24日(日)中山競馬場有馬記念が行われました。有馬記念はその年度の最後を締めくくるG1レースで、出走馬はファン投票によって選ばれます。さながら「紅白馬合戦」といった感じです。

 

類似のレースに夏に行われる宝塚記念京都競馬場)がありますが、盛り上がりは有馬記念のほうが一枚上ですね。ファンファーレと共にスタンドからワーッと大歓声があがる光景は、冬の風物詩となっていますね。

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日馬富士暴行問題はどうなる!?

横綱日馬富士が平幕の貴ノ岩に暴力をふるった事件は、相撲界全体を揺るがす大問題となって しまいました。年の背が迫った現在でも、依然として結末の予想がつきません。事態が大きすぎる 上に、はっきりしない部分が多すぎます。

 

事実化したこや、判っていること、推測の域を出ないことを整理しながら、この事件をまとめて みましょう。

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レッドブル・エアレース 室屋はすげえ

エアレースとは

「空のF1」と呼ばれるこのレース。曲技飛行用のプロペラ機が指定のコースを飛んで速さを競うタイムレースです。コースは全長5~6キロで、パイロンと呼ばれる垂直型の障害物が中途にいくつか置かれています。パイロンは道路の駐車禁止地帯に置かれているコーンに似ていますね。

赤い円錐形です。素材は柔らかく空気で膨らませているので、翼が当たっても即座に割れるため事故にはなりません。

2003年に始まった歴史の浅いレースで、これまで13回行われています。予選をへて第1~2ヒート、で1対1の対戦を行い、第3ヒートに勝ち残った4名で優勝を決めます。

各大会の順位に応じてポイントが与えられ、年間チャンピオンが決まります。

機体はエンジンとプロペラを統一されており、パイロットには強烈な重圧がかかるため、安全確保のため最大負荷10Gまでという制限があります。

魅力

10数チームが世界を転戦しますが、著名な観光地で催されることが多いので、どこも多くの観客で賑わいます。

パイロンの間を抜けるときにプロペラ機が翼をクイっと傾けたり、Uターンするときに宙返りしたり。曲技飛行のライセンスを持つパイロット達が凄腕のテクニックを見せながら猛スピードで空を飛ぶ姿は、カッコいいの一言につきますね。プロペラ音に糸を引く白煙が、命知らずのヒコーキ野郎のロマンを彩ります。思わず見とれてしまいます。

特に海上にコースが設定されるレースでは、港の景色や街並みの様子もとても美しいです。TVの映像も、見応えがあります。

エアレース・室屋はすげえ

室屋選手

曲技飛行のプロや空軍OBがひしめくパイロットの中で、唯一活躍する日本人が、室屋義秀選手です。日本ではあまり知られていなかったこのレースが2015年、日本(千葉・幕張)で初開催されたため、突如脚光を浴びるようになりました。彼は2009年からこのシリーズに参戦しているのですが、2015年は最大負荷オーバーで失格でした。この年にNHKの番組「プロフェッショナル」で特集されましたが、独特の生きざまには興味津々でしたね。

そして翌2016年に、同じ日本大会で見事初優勝を遂げました。さらに、2017年度は4勝を挙げ、なんと年間王者に輝いたのです。この勢いはとどまるところを知りませんね。

来年

2018年度のスケジュールが暫定で発表されています。全部で8大会が組まれていますが、「アジアは2か所」とあるだけで、日本なのか、従来通り千葉の幕張なのかは明らかになっていません。過去2回の開催は大盛況でしたから、是非日本で実施してほしいですね。ディフェンディング王者の室屋選手の凱旋レースを、待ち望んでいますよ。

プロ野球 ソフトバンクが日本一

日本シリーズ結果

今年の日本シリーズパ・リーグ福岡ソフトバンクホークスが4勝2敗で横浜DeNAベイスターズを破り、2年ぶりの日本一に輝きました。工藤監督は2回目の優勝です。

選手時代に11回日本一になっていますから、通算13度目の栄冠です。これは森、川上、王についで4人目の快挙です。

道のり

レギュラーシーズンでは実に94勝49敗の驚異的な勝率を残し、2位の西部に13.5ゲーム差をつけてぶっちぎりの1位でした。しかしその道は決して平たんではありませんでした。主力の怪我が多すぎたのです。2016年度獲得した松坂大輔は復調せず、開幕投手の和田、武田、千賀と離脱、4番の内川まで骨折で2度も長期離脱しました。そしてシーズンの終盤には柳田までもが脇腹を痛めてしまいました。

しかしその穴を東浜、石川、松本裕らが次々と埋め、野手では上林がライトに定着して大活躍しましたね。選手層の厚さと工藤監督の選手起用がぴたりとハマりました。本当の強さを感じさせました。

危なかったといえばクライマックスシリーズ東北楽天イーグルスに連敗し2勝2敗となった時くらいでしょうか?しかしそれも第6戦で7-0と力で圧倒しましたね。

セ・リーグ下剋上

一方セ・リーグのレギュラーシーズンでは、広島東洋カープがぶっちぎりの優勝。88勝で、こちらも2位の阪神に10ゲームもの差をつけました。2年連続日本一へ向け、盤石の布陣と思われたのですが。

クライマックスシリーズ1stステージで、悪天候が球運を左右しました。上位3チームの休場はどこも屋根がついてませんでしたからね。まず横浜が阪神を破りました。大雨の中泥んこになっての乱戦を13-6と制し、勢いをつけました。

そしてマツダスタジアム。初戦は広島が勝ったものの、後は横浜がまさかの4連勝。疲れが出る第3戦のあと、2日間雨で流れたのも幸いしましたね。先発要員の今永投手をリリーフで起用したり、投手のウィーランドを8番で打たせたり、不調の石田投手を一回で三島にスイッチするなど、ラミレス監督の采配も見事でした。

さすがにソフトバンクにまで勝つことはできませんでしたが、3連敗の後2連勝して見せ場をつくりました。最後もライトからの返球が捕手の前でイレギュラーバウンドしてサヨナラ負けと、ひょっとしたら勝てたんじゃないかと思わせる、互角の戦いを見せてくれました。

2年連続CS出場のラミレス監督の采配は、ホンモノですね。DeNAのオーナーの報告も和やかなムードで行われましたし、来期もやりそうですね。

明治神宮野球大会2017

明治神宮野球大会が11月に行われ、大学の部では日体大が37年ぶり2度目、高校の部では明徳義塾高校が36年ぶり2度目の優勝を飾りました。どちらも最初の優勝から長い期間を経て、2度目の栄冠に輝きましたね。

明治神宮大会の特徴

この大会は1970年に大学野球のトーナメント戦として始まり、1973年に高校の部が新設されて今に至っています。どちらも日本一を決める戦いですが、それぞれに特徴があります。

大学の部

代表校は11校です。神宮球場の主催のため、東京6大学と東都6大学は実質的なシード権が与えられ、秋のリーグ戦の優勝校が代表となります。

他の地域では連盟間で代表決定戦が行われます。

今年は中国地区の環太平洋大学が優勝候補の慶応大学を破る波乱がありましたね。そして準優勝チームは星槎道都大。北海道勢としては初の決勝進出の快挙でした。

大学野球の日本一を決めるトーナメント戦は6月にも行われます。全日本大学野球選手権で、全国26連盟の春のリーグの代表校が、東京ドームと神宮球場を舞台に優勝を争います。

こちらの大会の方が出場校も多く、各連盟1代表ずつと平等感も高いので、大学野球連盟は6月の大会を最上位と位置付けているようです。こちらの方は立教大学が優勝しています。

高校の部

高校の部は、長らく8校で争われていました。北海道・東北と中国・四国は隔年でデイ表を決めていたそうです。更に地域ごとに取り組みが異なっていました。県のベスト4位のチームを送ったり、甲子園の出場経験がないチームを代表にしてみたりと、温度差がありました。

しかし今では、各地区大会の秋季大会の優勝校10チームが集うようになりました。この時点での日本一決定戦と呼ぶにふさわしい大会になり、注目度もぐっと上がりましたね。さらに、神宮大会で優勝したチームの所属地域では、春の選抜枠が1つ増設されるという特典が付くようにもなりました。

今年は5校が初出場と、フレッシュな大会になりました。九州代表の創世館高校が甲子園の常連・聖光学院大阪桐蔭に打ち勝って決勝にコマを進めましたね。力強い打撃と多彩な継投策が目を引きましたが、決勝戦では明徳義塾の完封勝ち。馬渕監督の小技を絡めた巧みな試合運びは、さすがと思わせましたね。

高校野球は春夏の甲子園が最高峰ですが、神宮大会出場校もすべて春の選抜に出場します。前哨戦となるこの大会が、春の甲子園の戦いを左右することもよくあることです。明徳義塾を軸にした戦いは、もう始まっていますよ。