ジャンプ週間
ピョンチャン冬季オリンピックを目前にして、スキージャンプの大きな 前哨戦が行われました。毎年恒例の「ジャンプ週間」です。
この大会 は年末年始の8日間に、ドイツとオーストラリアで4試合を集中して 行うもので、スキージャンプ・ワールドカップよりも古い伝統があり、 毎回大変な人出で盛り上がります。
各試合での順位の他に4大会の総合 順位も争われ、総合優勝は大きな賞賛と栄誉を手にします。 日本の船木選手も1997-98のシーズンで総合優勝しているのですよ。
小林潤志郎が絶好調
今シーズンになって急成長したのが小林潤志郎選手です。ポーランドで 行われたワールドカップの開幕戦でいきなり優勝。63試合目にしての 初優勝でした。
26歳と年齢的には中堅ですが、その後トップ10入り が続いて注目を集めるようになり、ジャンプ週間でも第3戦を終えて総合3位。 日本勢として19年ぶりの表彰台の期待がかかりましたが、第4戦で7位と なり、惜しくも総合4井出メダルを逃しました。
しかし4試合ともベスト 10入りの安定感は抜群です。
1本目でトップに立つことも何度かありました のでピョンチャンオリンピックでも、活躍が期待できますね。
レジェンド葛西は
レジェンド葛西にも注目ですね。2017年3月、ノルウェーで行われた ワールドカップ(フライングヒル)で2位に入り、表彰台の最年長記録を 更新しました。NHK杯でも優勝し、第一人者としてまだまだ頑張ってい ます。
ピョンチャンでは実に8大会連続になりますね。凄いの一言です。 団体で若い選手を引っ張って、表彰台に立ってほしいですね。
女子は
今季なかなか表彰台の中央に乗れない高梨沙羅はちょっと心配ですね。 昨シーズンまでのように、何度もワールドカップで優勝した勢いがもう 一つでません。
その代わりに伊藤有希が好調をキープしています。高梨 とそん色ない成績を残しています。
女子の場合は種目がノーマルヒルだ けですが、今年のワールドカップはドイツのカタリナ選手とノルウェー のマレン選手が1-2位を独占しています。
この2強の一角を日本選手崩してほし いですね。
複合も元気
複合では渡部 暁斗がワールドカップ初戦で3位に入り、2戦目では優勝を 飾りました。彼は前回のソチ大会にも出ていて経験豊富ですが、今シーズンは 更に進化を遂げていますね。
距離も強い選手なので、ジャンプでメダル圏内 に入れば、金メダルも夢じゃないですね。