雑記だよ

日記です。

全国高校駅伝

12月24日(日)、毎年恒例の全国高校駅伝が京都で行われました。 47都道府県代表校の選手たちが色とりどりのユニフォームをまとい、都大路を懸命に走る姿には、寒さを吹き飛ばす熱い青春を感じますね。

 

今年も午前女子(21.0975km 5区間)、午後男子(42.195Km 7区間)のレースが行われました。女子29回目、男子68回目もの歴史を刻んだ大会ですから、常連校や新鋭校、歴代の記録や話題の選手など、話題は尽きません。

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全国高校ラグビー

全国高校ラグビー選手権大会が花園ラグビー場で12月27日開幕します。高校ラグビーの日本一を決める最高峰の 大会で、春の全国高校選抜ラグビーフットボール大会大会、夏の7人制大会(アシックスカップ)と合わせて、 3大大会と言われています。

 

2015年は大阪の東海大仰星高校が、2016年は東福岡高校が3大大会を制し、圧倒的な強さを 見せました。今年はどうでしょうか?

 

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キタサンブラックは最後まで強かった

12月24日(日)中山競馬場有馬記念が行われました。有馬記念はその年度の最後を締めくくるG1レースで、出走馬はファン投票によって選ばれます。さながら「紅白馬合戦」といった感じです。

 

類似のレースに夏に行われる宝塚記念京都競馬場)がありますが、盛り上がりは有馬記念のほうが一枚上ですね。ファンファーレと共にスタンドからワーッと大歓声があがる光景は、冬の風物詩となっていますね。

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日馬富士暴行問題はどうなる!?

横綱日馬富士が平幕の貴ノ岩に暴力をふるった事件は、相撲界全体を揺るがす大問題となって しまいました。年の背が迫った現在でも、依然として結末の予想がつきません。事態が大きすぎる 上に、はっきりしない部分が多すぎます。

 

事実化したこや、判っていること、推測の域を出ないことを整理しながら、この事件をまとめて みましょう。

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レッドブル・エアレース 室屋はすげえ

エアレースとは

「空のF1」と呼ばれるこのレース。曲技飛行用のプロペラ機が指定のコースを飛んで速さを競うタイムレースです。コースは全長5~6キロで、パイロンと呼ばれる垂直型の障害物が中途にいくつか置かれています。パイロンは道路の駐車禁止地帯に置かれているコーンに似ていますね。

赤い円錐形です。素材は柔らかく空気で膨らませているので、翼が当たっても即座に割れるため事故にはなりません。

2003年に始まった歴史の浅いレースで、これまで13回行われています。予選をへて第1~2ヒート、で1対1の対戦を行い、第3ヒートに勝ち残った4名で優勝を決めます。

各大会の順位に応じてポイントが与えられ、年間チャンピオンが決まります。

機体はエンジンとプロペラを統一されており、パイロットには強烈な重圧がかかるため、安全確保のため最大負荷10Gまでという制限があります。

魅力

10数チームが世界を転戦しますが、著名な観光地で催されることが多いので、どこも多くの観客で賑わいます。

パイロンの間を抜けるときにプロペラ機が翼をクイっと傾けたり、Uターンするときに宙返りしたり。曲技飛行のライセンスを持つパイロット達が凄腕のテクニックを見せながら猛スピードで空を飛ぶ姿は、カッコいいの一言につきますね。プロペラ音に糸を引く白煙が、命知らずのヒコーキ野郎のロマンを彩ります。思わず見とれてしまいます。

特に海上にコースが設定されるレースでは、港の景色や街並みの様子もとても美しいです。TVの映像も、見応えがあります。

エアレース・室屋はすげえ

室屋選手

曲技飛行のプロや空軍OBがひしめくパイロットの中で、唯一活躍する日本人が、室屋義秀選手です。日本ではあまり知られていなかったこのレースが2015年、日本(千葉・幕張)で初開催されたため、突如脚光を浴びるようになりました。彼は2009年からこのシリーズに参戦しているのですが、2015年は最大負荷オーバーで失格でした。この年にNHKの番組「プロフェッショナル」で特集されましたが、独特の生きざまには興味津々でしたね。

そして翌2016年に、同じ日本大会で見事初優勝を遂げました。さらに、2017年度は4勝を挙げ、なんと年間王者に輝いたのです。この勢いはとどまるところを知りませんね。

来年

2018年度のスケジュールが暫定で発表されています。全部で8大会が組まれていますが、「アジアは2か所」とあるだけで、日本なのか、従来通り千葉の幕張なのかは明らかになっていません。過去2回の開催は大盛況でしたから、是非日本で実施してほしいですね。ディフェンディング王者の室屋選手の凱旋レースを、待ち望んでいますよ。

プロ野球 ソフトバンクが日本一

日本シリーズ結果

今年の日本シリーズパ・リーグ福岡ソフトバンクホークスが4勝2敗で横浜DeNAベイスターズを破り、2年ぶりの日本一に輝きました。工藤監督は2回目の優勝です。

選手時代に11回日本一になっていますから、通算13度目の栄冠です。これは森、川上、王についで4人目の快挙です。

道のり

レギュラーシーズンでは実に94勝49敗の驚異的な勝率を残し、2位の西部に13.5ゲーム差をつけてぶっちぎりの1位でした。しかしその道は決して平たんではありませんでした。主力の怪我が多すぎたのです。2016年度獲得した松坂大輔は復調せず、開幕投手の和田、武田、千賀と離脱、4番の内川まで骨折で2度も長期離脱しました。そしてシーズンの終盤には柳田までもが脇腹を痛めてしまいました。

しかしその穴を東浜、石川、松本裕らが次々と埋め、野手では上林がライトに定着して大活躍しましたね。選手層の厚さと工藤監督の選手起用がぴたりとハマりました。本当の強さを感じさせました。

危なかったといえばクライマックスシリーズ東北楽天イーグルスに連敗し2勝2敗となった時くらいでしょうか?しかしそれも第6戦で7-0と力で圧倒しましたね。

セ・リーグ下剋上

一方セ・リーグのレギュラーシーズンでは、広島東洋カープがぶっちぎりの優勝。88勝で、こちらも2位の阪神に10ゲームもの差をつけました。2年連続日本一へ向け、盤石の布陣と思われたのですが。

クライマックスシリーズ1stステージで、悪天候が球運を左右しました。上位3チームの休場はどこも屋根がついてませんでしたからね。まず横浜が阪神を破りました。大雨の中泥んこになっての乱戦を13-6と制し、勢いをつけました。

そしてマツダスタジアム。初戦は広島が勝ったものの、後は横浜がまさかの4連勝。疲れが出る第3戦のあと、2日間雨で流れたのも幸いしましたね。先発要員の今永投手をリリーフで起用したり、投手のウィーランドを8番で打たせたり、不調の石田投手を一回で三島にスイッチするなど、ラミレス監督の采配も見事でした。

さすがにソフトバンクにまで勝つことはできませんでしたが、3連敗の後2連勝して見せ場をつくりました。最後もライトからの返球が捕手の前でイレギュラーバウンドしてサヨナラ負けと、ひょっとしたら勝てたんじゃないかと思わせる、互角の戦いを見せてくれました。

2年連続CS出場のラミレス監督の采配は、ホンモノですね。DeNAのオーナーの報告も和やかなムードで行われましたし、来期もやりそうですね。

明治神宮野球大会2017

明治神宮野球大会が11月に行われ、大学の部では日体大が37年ぶり2度目、高校の部では明徳義塾高校が36年ぶり2度目の優勝を飾りました。どちらも最初の優勝から長い期間を経て、2度目の栄冠に輝きましたね。

明治神宮大会の特徴

この大会は1970年に大学野球のトーナメント戦として始まり、1973年に高校の部が新設されて今に至っています。どちらも日本一を決める戦いですが、それぞれに特徴があります。

大学の部

代表校は11校です。神宮球場の主催のため、東京6大学と東都6大学は実質的なシード権が与えられ、秋のリーグ戦の優勝校が代表となります。

他の地域では連盟間で代表決定戦が行われます。

今年は中国地区の環太平洋大学が優勝候補の慶応大学を破る波乱がありましたね。そして準優勝チームは星槎道都大。北海道勢としては初の決勝進出の快挙でした。

大学野球の日本一を決めるトーナメント戦は6月にも行われます。全日本大学野球選手権で、全国26連盟の春のリーグの代表校が、東京ドームと神宮球場を舞台に優勝を争います。

こちらの大会の方が出場校も多く、各連盟1代表ずつと平等感も高いので、大学野球連盟は6月の大会を最上位と位置付けているようです。こちらの方は立教大学が優勝しています。

高校の部

高校の部は、長らく8校で争われていました。北海道・東北と中国・四国は隔年でデイ表を決めていたそうです。更に地域ごとに取り組みが異なっていました。県のベスト4位のチームを送ったり、甲子園の出場経験がないチームを代表にしてみたりと、温度差がありました。

しかし今では、各地区大会の秋季大会の優勝校10チームが集うようになりました。この時点での日本一決定戦と呼ぶにふさわしい大会になり、注目度もぐっと上がりましたね。さらに、神宮大会で優勝したチームの所属地域では、春の選抜枠が1つ増設されるという特典が付くようにもなりました。

今年は5校が初出場と、フレッシュな大会になりました。九州代表の創世館高校が甲子園の常連・聖光学院大阪桐蔭に打ち勝って決勝にコマを進めましたね。力強い打撃と多彩な継投策が目を引きましたが、決勝戦では明徳義塾の完封勝ち。馬渕監督の小技を絡めた巧みな試合運びは、さすがと思わせましたね。

高校野球は春夏の甲子園が最高峰ですが、神宮大会出場校もすべて春の選抜に出場します。前哨戦となるこの大会が、春の甲子園の戦いを左右することもよくあることです。明徳義塾を軸にした戦いは、もう始まっていますよ。

V・ファーレン長崎がJ1昇格

長崎のサッカーファンに朗報です。サッカーJ2V・ファーレン長崎が11月11日、リーグ戦2位以内を確定させ、来年度のJ1自動昇格を決めました。昨年は25チーム中15位と低迷したチームの大躍進には、驚きましたね。

これまでの歩み

2004年、当時の有明町(今は島原市に編入)で活動していた有明SCと、国見高校OBを中心に結成された国見FCが統合して、「有明FC」が誕生しました。この有明FCが現チーム名に改名して、2009年、JFLに加盟しました。そして2012年にJFLで初優勝し、翌年からJ2入りが認められました。

2013年、FC時代からチームアドバイザーを努めてきた高木琢也氏が監督に就任2015年には昇格プレーオフに進出するまでに力をつけてきました。

しかし、2016年度には主力選手が大勢退団したこともあり、成績は急降下。さらに2017年2月、日本プロサッカーリーグの監査を受けて経営問題が発覚、給料未払いの可能性まで出てきました。

そこで、高田社長

この窮状に手を差し伸べたのが、筆頭株主のジャパネットです。そう、TV通販で有名なジャパネットタカタです。チームを100%子会社化することで、経営を刷新しました。高田社長の情熱はチームの強力な後押しとなりましたね。

経営問題を解決することでサッカーに集中できる環境を整え、自らTVを通じてPRし、地元ファンの拡大に努めました。これに呼応するようにチームは第4節から連勝して一気に3位に躍進しました。以降大きな連敗がなく、第40節終了時点で3位名古屋、4位福岡と勝点差2の2位。そして讃岐戦に快勝して、2位を確定させたのです。

長崎のサッカー

長崎と言えば、高校サッカーのメッカですね。名将、小嶺監督の動きとともに、島原商業国見高校が全国レベルのチームとなり、総監督に就任した長崎総科大付属も全国大会に出ました。長崎県の人たちにとってサッカーは大きな誇りになっています。プロの世界では長崎の優秀な選手たちは全国に散ってしまい、V・ファーレンには一人しか地元のJリーガーは居ません。しかし、J1昇格とともに彼らが長崎に戻ってくると、盛り上がること請け合いですね。

それに、来年からは鹿島アントラーズ川崎フロンターレセレッソ大阪などの名門チームが長崎にきて試合をすると思うと、ワクワクします。

Jリーグ所属のクラブの規模としては、まだまだ小さな長崎です。入場料と広告料の収入は、トップチームに遥かに及びません。しかし、情熱は人一倍。J1でひと暴れしてほしいですね。

中国卓球界>日本選手を大会から締め出す

10月4日、世界最高峰ともいわれる卓球の中国スーパーリーグから、突然の通達が来て関係者を驚かせました。日本協会に入った通達の内容は、日本人選手が中国スーパーリーグに参戦することを許可しない、というもの。

参戦を予定していた平野美宇選手(17歳)と石川佳純選手(24歳)は世界最高の舞台で腕を磨く機会を失ったことになります。

同じくスーパーリーグの下部「甲Aリーグ」にも伊藤美誠(16歳)が参戦中ですが、来年からは日本人不可の通知が来ています。関係者は、3年後の東京オリンピック終了までは、中国のリーグに参戦できないとの見通しを立てています。

何故か?

大きな理由の一つが、平野選手の急成長です。昨年スーパーリーグに初参戦した彼女は、ここで揉まれた経験を活かして同年10月のW杯を制し、翌4月のアジア選手権では丁寧を含む中国トップ選手に3連勝して優勝しました。これに驚いた中国サイドは、これ以上日本人が中国を糧に成長し、中国卓球界の脅威になっては都合が悪い・・・と考え出したようです。

福原愛選手他、女子は中国リーグで力をつける傾向にありましたが、まさか優勝までさらわれる程とは思わなかったのでしょうね。東京オリンピックが近いことも影響したようです。

現状の勢力分布

卓球は中国が圧倒的に強い競技です。代表選手に選ばれなかった選手は国外に帰化して代表することも多いですよね。国際大会でも国は違っても人種は中国人同士の対決・・・という状況は頻繁に目にします。そのプライドと独占状態はハンパではなく、事実、10年前までの女子世界ランキングではトップ5を中国が独占し、そのあとも帰化選手、日本人は10位にやっと福原が一人ランクインでした。

しかし最近は事情が変わってきて、今では3人の日本人がトップ10入りしています。 さらに21歳以下のランキングではトップ10入りする選手が日本>中国人です。威信を傷つけられた中国が将来に危機感を抱き、早めに手を打ってきたと考えたくなりますね。

今後は中国選手が日本の大会に出ることを制限するなどの追加の措置を取るかもしれません。

しかし、中国にも平野選手や石川選手のファンは多く、リーグの人気にも影響することが見込まれます。いつまでこの状態が続くかは不透明ですね。

老若男女に愛され、シンプルで根強い人気のピンポンです。国家の思いはさておき、スポーツマンシップに基づき、公平な条件で戦わせてほしいですよね。

今年プロ野球球団から戦略外通告を受けた選手たち

10月26日、プロ野球ドラフト会議が行われました。今年は相思相愛になるケースが多く、指名を受けた選手たちの大半は笑顔で記者会見を受けています。そんな華やかなニュースに前後して球団から来年度のチーム構想に入っていない・・・・すなわち戦力外通告を受ける選手達も次々に発表されています。各チームの支配下登録選手は限られていますので、新たに入る人が居れば、去らなければならない選手もいます。寂しい話ですが、仕方ないですね。

大物選手

まず海の向こうのメジャーリーグですが。メッツの青木選手(35歳)が自由契約になってしまいました。今年のシーズンはアストロズで開幕し、2000本安打を達成したもののブルージェイズに移籍し、さらに終盤にはメッツに出されていました。1シーズンに3球団も渡り歩くとは、ちょっと可哀相ですね。コンスタントに2割後半の打率を残しチームに貢献していただけに、ファンからも球団に対してブーイングが出ていましたが。 まだ去就はわかりませんが、少しリフレッシュして良い春を迎えてほしいですね。

もう一人は、日本の読売ジャイアンツ村田修一選手(36歳)。当時の横浜ベイスターズで活躍したのち巨人入りし、昨シーズンは本塁打と打点でチームの2冠、今シーズンも2割6分の打率14本塁打と、低迷するチームにあっては頑張っている方だと思われたのですが。 さすがにBクラス転落の惨状にあって、ジャイアンツはメンバーの若返りを目指すことになったようです。今後は自由契約となって新たな契約先を探すことになります。

かつての名選手も

ソフトバンクホークスの大隣投手(32歳)は2006年ドラフトの目玉選手でした。当時の希望枠でホークスに入団し、2年目には11勝を挙げる活躍をしましたが。怪我の多い選手で特に黄色靭帯骨化症に苦しみ、ここ2シーズンは1勝しか挙げていませんでした。育成選手として球団に残る可能性もあります。

2002年にジャイアンツに入団した久保裕也投手(37歳)も、10年以上大活躍しましたね。 その後、DeNA→東北楽天と渡り歩きました。今後は育成選手として再契約となる方向です。

こんな選手も

2015年度にドラフト5位で入団した島袋投手は、トルネード投法興南高校を甲子園優勝に導いた選手ですね。こちらもこの夏に左肘の遊離軟骨除去手術を受けていますが、現役続行の意向です。

ヤクルトの星野雄大選手(28歳)とソフトバンクの星野大地投手(24歳)は同じ日に戦力外通知を受けてしまいました。たまたま偶然とはいえ、残念すぎる一日になってしまいましたね。

さて、あの人は

今年44歳になったイチローはどうなっちゃうんでしょうかね?マーリンズで3年目のシーズンを終えましたが、打率2割5分は、まだまだやれそうですが。何よりも彼が引退する姿を想像できませんからね。今後の動向から目が離せませんね。